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北海道&東日本パス北海道線特急オプション券の使い所 #とは

あぁ~!旅立ちの鐘の音ォ~!!

…たろしょーです。めっちゃやむ。

 

さて今回は、JR北海道線・JR東日本線・青い森鉄道線IGRいわて銀河鉄道線、北越急行線の普通列車に乗り放題なみんな大好き北海道東日本パス(以下、北東パス)の話です。

 

2018年より設定された、(最繁忙期は使えない)北海道東日本北海道線特急オプション券(以下特急OP券)ですが、北東パスが7日で10,850円に対し、特急OP券が1日で6,000円と高すぎるとの声を耳にしました。そこで、特急OP券を使う場合どこでどう使えば安くなるのかなということで、実際に調べてみました。

 

※※2019年の増税前のデータです

 

Case1:北海道新幹線を利用し、北海道内の在来線特急を利用しない場合

想定されるケースとしては、青函越えだけ新幹線を使って他は普通列車を使うパターンです。パターンとしては、新函館北斗で下りは、はやて91号から8時台の長万部行き普通821D(以下、札幌方面)に、はやぶさ1号から11時台の普通4833D→普通893D(以下、札幌方面)。上りでは(札幌方面から)普通2844D→はやぶさ96号、普通822D→はやて100号が考えられます。この場合、黙って特定特急券(3,930円)を買った方が安く済みます。

 

Case2:北海道新幹線を利用し、長万部~洞爺間をワープする場合

上記派生。他区間でも出来るが、ここでは割愛します。と言うのも、朝札幌を出ると上りで474D→8D→2844Dとワープできる時間があり、割と有名なスジではあります。長万部~洞爺間のワープにかかる費用は、乗車券840円(大岸分割で800円になります)+自由席特急券620円=1,460円となるので、これに特定特急券を足すと3,930+1,460=5,390円となり、ギリギリ特急OP券を使わない方がお得です。

 

Case3:北海道新幹線を利用せずに特急のみを片道利用する場合

札幌起点で一列車のみを利用する場合は、函館方面は洞爺までの各特急停車駅、帯広方面は十勝清水までの各特急停車駅と帯広(えきねっとに限る)、稚内方面は名寄までの各特急停車駅(名寄はえきねっとに限る)、網走方面は上川までの特急停車駅と遠軽・北見(遠軽と北見はえきねっとに限る)。あまりおいしくないっすね…

 

結局…どのパターンだとオプション券を買った方がお得か

1.北海道新幹線全線を利用し、長万部以遠まで特急と乗り継ぐ場合

北東パス+新函館北斗長万部以遠の乗車券+新幹線特定特急券+自由席特急券"乗継割引"が正当利用できるかは置いておくとしても、長万部より先まで特急使ってる時点で特急OP券が一番安いと思います。

 

2.北海道新幹線全線を利用し、在来線特急の利用区間が幹線90km以上、地方交通線74km以上の場合

これも課金の総和が6,000円を超えるので確実に特急OP券の方が安いです。

 

3.在来線特急一列車のみに乗車する場合で、乗車距離が200kmを超える場合。

ただし、えきねっとトクだ値設定区間では北見など300km超えても特急OP券の方が高くつく区間もあります。また、175kmより短い区間では自由席特急券を分割した方が安く済む場合もあります(ex.滝川~旭川間利用の場合、深川で分割すると200円安くなる)。

 

4.在来線特急二列車にまたがって乗車する場合で、乗車距離が概ね60kmを超える場合

特急料金通算がリセットされる関係上高くつきます。ただし、札幌方面から稚内・網走方面の乗り継ぎは一列車扱いとなるので3.と同じ。

 

5.ちょっと急ぎたい場合

札幌を朝出て昼前までに新青森に着ける方法はこれしかないので、そういう場合はこれ一択です。そのまま青森まで出て普通列車を乗り継げばその日のうちに白河まで着きます。郡山~大宮でやまびこ60号を利用するか、新青森~盛岡の乗車券と特定特急券を買っておいてそのままはやぶさ16号に乗車すればその日のうちに都内まで行けます。はやぶさ16号に継続して盛岡まで乗車する方が早くつくうえ300円程度安いですね…

 

…飛んだ方が安いのでは?(天才)