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【SONY Cyber-shot WX500レビュー】30k弱でコンデジを入手した話

春も近いですね。

どうも、単焦時間です。

 

以前、ソニーストア札幌で展示品のWX500が割引込みで約28kで売っていたので買ってきました(1敗)


DSC-WX500 | デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー (sony.jp)

 

新品(現在ソニーストアで取り扱い無し)で4万円台、中古でも3万5千円台であることを考えると破格ですよねぇ。展示品なので箱はありませんでしたが、付属品も一通り揃っていました。また、新品のHX99は9万円程度であることを考えると、その点でも破格です。JPEGでしか撮れないとはいえ、秒間10コマ撮影できる1800万画素(3:2だと1620万画素)の(センサーサイズ1/2.3インチの)コンデジです。現行モデルのHX99とWX500、さらにWX500より古いWX350と大きな違いのあるスペック面で比較すると…

 

HX99がWX500より優れている主なポイント

・RAW撮影が出来る

・MF(DMFも)が出来る

・4K動画が撮れる

・ポップアップ式ファインダーがある

・バッファが若干大きい

 

WX500がWX350より優れている主なポイント

・ズーム倍率が大きい(WX350が20倍に対し、WX500が30倍)

・AFポイントにフレキシブルスポットが使用できる

・AF-Cが使える(スポーツモードのみ)

 

と言った大きな相違点があります。WX350もアウトレットで販売されていましたが、WX500を買った理由は、別記事で。なお、WX350は2万切で販売されていました。WX500が2015年発売で、WX350が2014年発売であるとはいえ、安すぎるだろ…

 

撮った画像を置いておきます。1型センサーのRX100M6との比較もしていきましょう。

WX500 24mm(35mm換算) f/8 SS:1/250 ISO:80

RX100M6 24mm(35mm換算) f/8 SS:1/400 ISO:125

 

…多分、これでは差が分かりづらいかと思います。

では、拡大してみましょうか。

 

WX500

RX100M6

 

 

WX500が気温表示のあたりが潰れていたり、拡大すると全体的に粗が目立ちますね。RX100M6はまだディテールが残っている感じがします。画素数はWX500が1620万画素相当、RX100M6が2100万画素相当ですが、センサーの大きさの方が寄与しそうです。*1でも、どちらもWeb上にアップするだけで拡大しなければ問題なさそうです。拡大しても、1型センサーであれば見るに耐えますね。となると、スマートフォン(ミドル~ハイエンド端末)で近年繰り広げられるセンサーサイズの大型化も、1型より大きくはならない気もします(インスタでもそれで十分でしょう)。ただ、広角で撮るのであれば、スマホでも十分。このコンデジの真骨頂は望遠にあります。

 

WX500 571mm(35mm換算) f/6.3 SS:1/1000 ISO:640

 

飛ぶ鳥はAF-Cに制限があるため性能的に無理ですが、泳いでいる水鳥くらいなら余裕ですね*2。望遠は720mm(35mm版換算。ここから全画素超解像とデジタルズームが使えます)こういうところはスマートフォンにない強みです。ただ、AFを必要としない望遠って使いどころが限られるような…

望遠が必要でなおかつ静物を撮る人なら高くないしアリなのではと思います。ただ、画質には注意が必要、ですねぇ。

 

では。

 

【関連記事】

サブでコンデジ買ったら普通にやベーやつだった件 - 単焦時間のFocus on!! (hatenablog.com)

人はコンデジで鉄道写真を撮れるか - 単焦時間のFocus on!! (hatenablog.com)

 

*1:我々の業界では常識です

*2:立っとるやろがい!