単焦時間のFocus on!!

主に写真とかガジェットとかそういうの

ビジホに2k以下で泊まった話

※注意※

今回紹介するプランは既に終了しております。

 

ご無沙汰しております。

実は昨年4月のGW前に一旦コロナが収まったので車でお出かけすることにしました。しかし、連休という概念がない世界に存在しているため、日帰り旅行となると大変つらい実情がありました。なんとか明け休みで車を飛ばせないか…そこでDiscordを見ていると、こんな情報が目に入ってきました。

 

https://twitter.com/shizunai_e/status/1502264161899671553?s=20&t=FWMBNYsvFwYr5fpEL1RB3A

は?

 

 

確かに、静内はGWは桜の季節でたいへん込み合いますが、それより前の時期はシーズンオフ。それでも週末に朝食付き1,818円とはどういうことなのか。Eclipse割って何か知らんけどどうせホテルの名前とかけてるんだろう(ハハハ

 

なんて注意書きを読んでいると、電話予約限定というコミュ障時間お断り案件…これだから陰キャはつらいよ…って上に戻ったところに「ウマ娘Eclipse称号獲得者のみ」と書いてあります。ウマ娘とは巷で有名な実在の(あるいは、実在した)競争馬の擬人化育成ゲーです。しかし、この当時Eclipse称号の獲得が(廃課金者以外)地味に難しかったわけです。

 

条件は"URAファイナルズ決勝(=一部シナリオ以外の最終レース)"を"大差勝ち(コース距離は問わないが、2着と10バ身以上差をつける)"することなのですが、当時の環境では不確定要素が多いという問題がありました。

 

・URAファイナルズ(初期シナリオ)

 ライバルは強くないが、後続のシナリオに比べてステータスが伸びない

 

・アオハル杯(2つ目のシナリオ)

 ステータスはURAファイナルズに比べてやや伸びるが、ステータスが伸びると相対的 

 にURAファイナルズ決勝で当たるライバルが(シナリオ配信当初は)鬼強く、並の育成 

 では勝つことは出来ても大差をつけることは不可能

 

・Make a new track!!(当時の環境シナリオ)

 通称メイクラ。ステータスが上記二つと比べ物にならないくらい伸びるが、そも 

 そもURAファイナルズが開催されない世界線のため、"Eclipse"の獲得は不可能。

 

というわけで、Eclipse割設定当時は実質URAファイナルズシナリオでの大差勝ちが高確率で求められる、(ホテルだけでなく予約者も)意外とハードルの高い称号でした。URAファイナルズは育成時の出走レースで一番多かった条件のバ場(芝・ダート)と距離(短・マイル・中・長)で開催されます。大差勝ちの確率を高める方法として、あえて目標レース外の長距離レースに出場し、URAファイナルズを中距離ではなく長距離で開催するように調整する手法が一般的でした。まあ、私はダイワスカーレットで中距離でゴリ押したんですけど…

 

というわけで仲間内でも"乗るしかねえ、このビッグウェーブに"という話になったので、日曜のアケノトップガンで現地に向けて出動したわけです。

 

なお、苫小牧までは有料の高速がありましたが、何をケチったか苫小牧までは一般道を経由しました。まあ仮眠を取ってもなお時間に余裕があったので多少はね。

 

苫小牧の沼ノ端東ICからは日高道を経由して厚賀ICで降りました。実はこの区間無料なんですよね。それもそのはずで、この区間国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路)、所謂B路線にあたります。無料区間は意外にも52kmあり、この区間は一般道なら最低1時間は見なければいけないところ、この道路で余裕で1時間を切れるようになったわけです。ちなみに、札幌から道央道経由で静内だと2時間半程度かな、と言った感じ。

 

途中、新冠の道の駅に立ち寄り、静内に着くころには薄暗くなっていました。ホテルのフロントに着くなり、ウマ娘のアプリを開くことを要求されました(あたりまえ)。なお、この時プロフで称号を"Eclipse"に設定しておく(珍しく)ファインプレーをしでかしたのですぐに確認が終わりました。部屋に入ると中は普通のシングルルーム。若干年季が入って居る以外は特記事項はありません。馬券風の朝食券、ワンドリンクサービス券、おにぎり引換券、ホースカード(新ひだか町の取り組みで宿泊施設等で配っているらしいです)が付属していました。どう考えてもごはん代だけで1,818円オーバーです。本当にありがとうございました。

 

着いた当時はだいぶ陽が落ちかけていたとはいえ、晩御飯にするにはハヤヒデ…早すぎたので、旧日高線静内駅まで歩きました。まだ現代的な静内駅の建物には当時と変わらず"JR静内駅"と表示されています。また、日高線が営業していたころからもバスの案内所として使用されていたこともあり、建物は引き続き使われております。未だ当時を思い出させる往年の輝きを放っていました(物理)。旧静内駅部分のスペースには駅名標などが飾られていました。また、ホームには出れないようです。

 

ホテルに戻る帰り道、途中にダービー馬、ウイニングチケット号の像があったので立ち寄りました。にしてもこれって夜になるとゲーミングPCのごとく様々に照らされるんですね。ゲーミングチケ像とでも呼んでおきましょうか。

 

さて、ご飯のお時間です。喋るプレハブことご存じ単焦時間でありますから、ご飯もケチる方針にする…と思いますよね。残念ながらyoutubeで稼いでいるプライドと人間性をドブに捨てたどっかの限界旅行youtuberではないので、流石に1,818円で泊まらせていただいている身ですから、Twitterでも赤字だったり、レストランのご利用の匂わせがあったので、最上階に向けて急行しました。

 

着くなり、何かを間違えた独身異常者男性は静内の夜景が目に広がる席に通されました。眼下に広がる夜景は、"最上階の景色気持ち良すぎでしょ!"と思わず声を上げずにはいられない見事な眺め。ゲートインした単焦時間は炭水化物を少量でも食べないと気が済まないタチなのでライスシャワーと酒と刺身をオーダー。久しぶりに生魚を食べて(この時期は仕事で若干ゃ病みかけだったので)人間に戻れたような気がしました。気がしただけでした。でも、北海道が最高だからOKです。

 

つづいて季節のA5ランクおすすめメニューのアスパラのてんぷらを注文。アスパラと言えば春野菜の代名詞ですが、出てきたアスパラ、太すぎじゃあありませんか?こんなアスパラ初めてだよ…レモンをかけて塩をつけて口の中に放り込むと、衣の中のアスパラに凝縮されたみずみずしさと旨味が弾けてもう至福としか言いようがないですよね。最高。



流石に米と魚と野菜では腹が満たされないので、酒(レモンサワー)とソーセージをオーダー。7本出てきまして1本ずつ違うフレーバーが楽しめる、酒が進む一品となっています。

 

…本来はもっと飲めるんですけど、車で来ており酒を抜く必要があったのでここでお開き。部屋でゆっくり休むことにしました。

 

そして翌朝。当然月曜日なのでウマ娘にログインしてチムレの結果を覗くとClass6を維持しておりました。やりましたわ。そのままエクリプスの朝食券をホテルの従業員の方にぶち込んで差し上げますと、広い太平洋を望みながらの優雅な朝食バイキングと洒落こめます。実はこのエクリプスホテル、一番の売りは朝食です。楽天朝ごはんフェスティバル北海道地区大会にて、2014年から2016年まで3年連続で2着。2017年と2018年には1着を獲得しています。そんな一流の朝食を食べれて1,818円…恐ろしや…

朝食込みで1,818円なの…?ウソでしょ…

 

なお、現在はこのプランは終了していますが、シングル4,000円から泊まれるほか、グループで泊まるなら和室もあるとのこと。また競馬ファンにはたまらないコンセプトルームもあるそうです。日高地方の観光に是非いかがでしょうか。今回は、北海道新ひだか町のエクリプスホテルのご紹介でした。