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【TAMRON】恐れていた!一眼レフ終焉宣言【SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD(A005)レビュー】

一眼レフ用レンズ収集も最終段階に達した単焦時間です。

今回は、Canon KissX6i用に中古で購入した望遠ズームレンズ、
TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A005)(Canon EFマウント用)

をご紹介します。

https://www.tamron.com/jp/consumer/lenses/a005/

このレンズは2010年にNikon用・Canon用・SONY(Aマウント用)が発売され、
(Aマウント用以外は)その後10年弱に渡り販売され続けました。
この後継に当たるレンズに、AFや手ブレ補正等を強化した、
SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(A030)(タングステンシルバーリングデザイン)
も2017年にNikon用・Canon用が発売されましたが、どちらも2~3年程度で
販売終了しています。


この頃になると、一眼レフが退潮し、ミラーレス一眼か台頭し始めた時代であり、
特にCanon用は良心的な価格・性能のEF70-300mm F4-5.6 IS II USMが発売され、
また、Nikon用もそれよりは価格は高いものの純正の70-300mmが新たに発売された
こともあり、積極的にTAMRONレンズを選ぶ風潮は無くなっていったように見えます。


そのような事情もあり、A030はそもそも中古市場への流通量が無く、
A005しか選択肢が無いように思います。

※A005もAマウント用は流通量ないです。まぁ積極的に選ぶ理由はないでしょうけど(殴

当初から実売3万円台というこのA005ですが、現在は中古価格で3~4万円程度

(EFマウント)と、一眼レフのレンズ市場は高騰が見られます。


(レンズは低価格帯を中心に高騰し始めています。一眼レフで安くカメラ趣味始めました

は、もはや幻想です)

それでも、Canon純正の70-300mmより安いということもあり、カメラのキタムラで

4万円弱で購入しました。


まずは、サイレンススズカさん(ウマ娘の姿)にモデルになっていただき、

比較的近年発売された望遠レンズ、TAMRON 50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD(A069)

SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM)とも


比較していきたいと思います。

A005にはマウントコンバーター"MC-11"を付けて撮影していきますよ~

(当然、動作保証対象外です。AF使えないのでMFで合わせましたご留意ください)

A005

A069

SEL100400GM

これもう格付けチェックだな(暴言)

全て300mmの絞り開放で撮りました。

A005は近接描写性能が良いと感じます。少しアップにして色々見て見ましょう。

A005

A069

SEL100400GM

顔部分はA069と遜色ないですね。

続いて胸元も見て見ましょう(鬼畜)

A005

A069

SEL100400GM

SEL100400GMは明らかに別格なのは見ての通りですが、

A069よりわずかにディテールがボヤけているかな?と言った感じです。


それでは、カメラをKissX6iに変えて、手ブレ補正を見てみます。

35mm版換算480mm SS:1/30 f/5.6 ISO:6400 VC(手ブレ補正)OFF

35mm版換算480mm SS:1/30 f/5.6 ISO:6400 VC(手ブレ補正)ON


35mm版換算で480mm相当の同条件で撮ってますが、

1/30secで止まるのは驚き。相当強力ですよ。

最後に作例を何個か上げていきます。

AFがものすごく速いわけではないですが、超音波モーターを使用しているだけ

あり、それなりの速さはあります。ミドルクラスボディと合わせて使えば、

動きモノも行けそうですね。

(Kiss X6iだとRAW+JPEGのバッファは2枚程度…)

Fマウント、EFマウントを引き続き愛用中で、安い望遠レンズを探している方で

あれば、美品・良品の中古を見つけ次第マストバイだと思います。

 

ではでは。