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【Xperia5Ⅱ遅速レビュー】最近のXperiaは本当にオワコンなのか

XZ3のバッテリー持ちがご臨終なため、スマホを買い替えた単焦時間です。

S○NY信者なのでまたXperiaXZ3からXperia5Ⅱに変えました。なので、Xperia5Ⅱの良いところと悪いところを見ながら、マジでオワコンなのか書いていきたいと思います。

 

目次

 

1.基本スペック

   SoCはQualcomm Snapdragon 865で、CPUはオクタコア(2.84Ghz×1・2.4GHz×3・1.8GHz×4)(国産スマホオクタコア…?嫌な予感がするぞ…)、メモリはRAM8GBと、完全にハイエンド端末と言って差し支えないです。これはXperia1Ⅱと同じSoCとメモリなので、相当なハイスペックです。また、広角・標準・望遠レンズの3眼カメラ(しかも全てZeiss)、リフレッシュレート120Hzの21:9縦型有機ELフルHD+ディスプレイと、近年のSONYの持ち味であるカメラ技術とディスプレイ技術がふんだんに盛り込まれています。あ、あとこれおまけですが全キャリアで5G対応です。

 

あとは特筆すべきところはないのでググってください。

 

2.カメラ性能

 Xperia5Ⅱのカメラは、広角(35mm版換算16mmF2.2)、標準(35mm版換算24mmF1.7)、望遠(35mm版換算70mmF2.4)で、それぞれ光学3倍(全画素超解像ズームと思われる)で、16mm~210mm(Xperia付属アプリのPhoto Proでは(16mm~200mm)をカバーします。全てがZeissレンズ(ブランドみたいなもの)で、24mmレンズでは、1/1.7型の(スマートフォンとしては)大型のセンサーを採用し、他社と同等レベルまで引き上げています(他社に1/1.7型センサー卸してるくらいだしな)。また、ミラーレス一眼"α"のAF技術を取り入れ、AF/AE追従20コマ/秒連写(広角と望遠はAF/AE追従の10コマ/秒連写)を実現し、スマホカメラとしてはAF性能にだいぶ振ったカメラと言えるかと思います。

 

しかし、Android標準のカメラアプリが悲しいレベルで使い物になりません。それぞれのレンズは3倍まで光学ズームが効きますが、広角モード・標準モード・望遠モードの切り替えがオートでは出来ず、全部手動になるうえ、ズームもシャッターも右手じゃないと出来ないので、即写性のなさが欠点です。ただ、Xperia付属アプリのPhoto Proではこの点は少しマシになっており、16~24mmを広角レンズに、24~70mmを標準レンズに70~200mmを望遠レンズに当てています。左手で16mm・24mm・70mmを選択し、そのまま下にスライドするとズームするといった具合です。

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Photo Proは普通に撮る分には通常のカメラアプリと変わらない(というかシームレスにズーム出来ない時点でむしろマイナス)が、シャッタースピード(1/8000対応)やISO感度連写(JPEGのみ)設定、AFモード設定を選択出来るどころか、まさかのAF-ONボタン付きという本格アプリ。電子水準器も搭載し、SONYのやる気を感じられます。像面位相差AFとなるのはおそらく24mm時のみだと思いますが、コントラストAFでもスマホカメラとしては十分速い部類に入るのではないかと思います。

 

で、撮った写真ですが、

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なんか解像感なさすぎじゃね?全画素超解像ってこんなに酷かったか?と一瞬思ってしまうほど解像してませんが、それもそのはず、望遠のレンズのセンサーサイズ1/3.4型(SONY Cyber-shotシリーズは1/2.3型)なんです…

 

これでZeissZeissの面汚しと言われても仕方ない気がします…望遠はあまり使われないというのはあるのかもしれませんが、これでは運動会等には使えないですね。ただ、AFはしっかり追従してるあたりは、流石SONYと言えるかと思います。

 

24mmで飯の写真を撮る時などはコンデジよりやや大きいセンサーサイズが生きる形となりますので、ここらへんは他社と渡り合えるクラスかと思います。風景中心で標準メイン広角も少し使うみたいな使い方であれば生きるのではないでしょうか。PhotoProであれば30秒までの長時間露光も出来るので、三脚を使えば夜景も捗りそうですね。HUAWEIあたりが得意としていた(一眼レフで撮影した画像で宣伝していたので実際は使用者のみぞ知る)分野でしたが、標準域は渡り合えそうです。若干カメラの知識がないと夜景撮るのが大変という以外は、良いのではないでしょうか。撮れないよりはマシですし。

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標準24mm・Android標準カメラアプリで撮影

 

3.ゲーム性能

 

リフレッシュレート120Hz対応フルHD+ディスプレイという、Pubgか荒野行動かフォートナイトでもやらせたいのかと言わんばかりの性能を引っ提げてやってきたわけですが、たてなが画面となり、軽くなった影響か横持ちがランチパックXZ2・XZ3シリーズより楽になった印象があります。

 

重いゲームはやらないので、最近やってるゲームだけ少し紹介します。

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令和の世が生んでしまった☆5全然出ないうえ課金しないとSクリアが無理なパズルがあるどころか、開幕手詰まりシャッフル発生でテストプレイしてるか怪しいゲームごとぱずです。五月ちゃんかわいい。五つ子の表情変化が見れる設定は最高or高で、公式オススメ設定が中(なんで表情固定の中をオススメにするんだ…3Dポリゴンにそんなに持っていかれるなら推奨スペック上げても良かったのでは)ですが、高でももたつかずプレイ出来ます。やりますね(CV:水瀬いのり)

 

やはり最近リリースされたゲームだけあり、18:9(XZ3)だけではなく、21:9(5Ⅱ)にもちゃんと対応してました。一部ゲームでは画面両端がTwinrailのケツデカピングーのごとく切り取られ、真っ暗になるアプリもあるのはしょうがないね。

 

Xperia5Ⅱの特色として、Game enhancerという実況向けアプリが標準であります。ゆっくり実況・ボイロ実況に使える録画のみ、生声実況に使えるマイク付きモード(おそらくヘッドセット等入力機器がないとまともに女声にはならないと思います)、単純にスクショを撮るモードがあり、生声は

 

ボイチェンあります

 

ヘッドセット買って来れば、

私が女の子になっちゃいます!

 

やばくないですか?標準アプリでこんなの付けて良いんですか?ご乱心ですか、SONYさん?!

 

以上、雑な使用感でした。

全体的にはSnapdragon810でアツスギィ!って言ってたZ5の頃よりかなり進化していると感じます。オタク機材が上位に入りがちな価格.comランキングでも2位と健闘しているところを見ると、もはやオワコンではないと言っても過言ではないでしょう。ですが、スマホゲームをしなかったり、カメラアプリ要らないよって人はXperia10Ⅱとかでもいいと思います。

次Xperia5Ⅱのレビューするときは女声になっているかもしれません(ねーよ

 

ではでは。