単焦時間のFocus on!!

主に写真とかガジェットとかそういうの

おさんぽカメラにはやっぱりズームしか勝たん話

SIGMAレンズ爆買い単焦時間です。

さて今回は、"ちょうどいいズーム"の話、
SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM Contemporaryのレビューとなります。

まずは、EOS Kiss X6iに付けた際のこのサイズ感。Kissシリーズは
一眼レフとしては小さめなので、このサイズ感とガッチリ合いますね。

そして、一般的な標準ズームと違い、開放が望遠側でもF4で明るいのも
魅力です。高倍率ズームではなかなかこうはいきません。

34mm(換算54.4mm相当)で撮影。これで開放F3.5です。つよい

EFマウントで換算27.2-112mmとなるので、スナップには最低限必要十分な
画角で、単焦点を何本も持ち歩く必要がないのも魅力です。

適当に撮っても楽しいのも魅力です。フレアは若干入るかな



高倍率ズームレンズと違い、広角側でもある程度寄れるのは魅力大です。
いいんだよ、こういうので。

単焦点単焦点でまた楽しいのですが、それはまた別の記事で…


取り回しの良さが魅力の17-70mm F2.8-4 OS HSM Contemporaryですが、
歪曲収差、開放時のソフト感はちょっと残念なところがあります。
広角側は高倍率ズームレンズ並みに歪みます。

17mm(換算27.2mm相当)、補正前

17mm(換算27.2mm相当)、補正後

 

70mm近辺で以前紹介した18-300mm F3.5-6.3 OS HSM Contemporaryと比較すると、
同じF5.6でも中央は17-70mmの方がソフトに感じます。このレンズは望遠側が
やや弱めのようです。ここら辺はまた別の検証が必要そう(ピントが甘いだけ?)

17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM | Contemporary 70mm(換算112mm)/F5.6

 

18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary 70mm(換算112mm)/F5.6



また、17-70mmの70mmでF4とF5.6を比較すると、絞り開放の写りはだいぶソフトに
感じます。

17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM | Contemporary 70mm(換算112mm)/F4

17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM | Contemporary 70mm(換算112mm)/F5.6

 

とはいえ、望遠側を必要とせず、シャッタースピードを稼ぎたいならコレしか勝たんわけです。
特に、一昔前のカメラのノイズ耐性は頭に入れながら撮る必要はあると思うので、
持ち物を減らせて軽くて明るいズーム、良い選択肢じゃないですかね。

 

ではでは。

今更一眼レフ用高倍率ズームレンズを買った話

あけましておめでとうございます。
単焦時間です。本年もよろしくお願いいたします。

 

昨年はレンズを買いませんでした*1が、今年は早速買ってしまいました。
今回はSIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary(EFマウント用)をご紹介いたします*2

ボディはCanon Kiss X6i

実は6年弱前からCanon Kiss X6i(Wズームキット)を所有しておりました。

 

カメラが増えた話 - 単焦時間のFocus on!! (hatenablog.com)

 

ちなみにこの時期のレンズキットは、

EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II
EF-S55-250mm F4-5.6 IS II

の2本です。

 

過去記事から



このキットレンズ、写りは価格以上のものがあります。

 

…が、EFマウントユーザーの方が居ればもうお分かりいただけると思いますが、モーターがUSM(超音波(リニア)モーター)どころかSTM(ステッピングモーター)どころではなく、まさかの"DCモーター"で、AFが遅いばかりか精度もお世辞にも良いとは言えないものでした。ちなみに、18-135mmの方のレンズキットであればSTMだったようです。

 

中古で純正の高倍率ズームレンズを買っても良かったのですが、純正の高倍率ズームレンズは200mmまでしかカバーしておらず、設計も古い。USM搭載レンズだと135mmまで。うーん。とキタムラで首をひねっていたところに、SIGMA 18-300mmの状態のいい中古があったわけですよ。

 

中古ならネット購入でTAMRON 16-300mmとか、18-400mmのEFマウント用を買えばよかったんじゃ?って言う人も居ると思いますが、これには理由があります。そうです。MC-11でSIGMACanon用EFマウントレンズ*3をEマウントボディで使えるわけです。AF動作保証*4も嬉しいところ。

 

MOUNT CONVERTER MC-11 | マウントコンバーター | アクセサリー | SIGMA | 株式会社シグマ (sigma-global.com)

 

Canonのボディを使用する場合、近年のモデル以外はカメラ側で歪み補正が出来ず、(また当たり前ですが)SONY Eマウントボディを使用する場合も歪み補正が出来ません。LightroomPhotoshop使用推奨です。ですが、JPEG撮って出しで見ても高倍率ズームの割には歪みは少なめです。

 

SONY α6600を使用して、TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD(18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (B061) | レンズ | TAMRON(タムロン))と比較しました。

SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary (※MC-11使用)

TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD

 

解像感はやや劣るものの、7年も前に出た高倍率ズームレンズと考えるとよく解像
しているとも思います。パープルフリンジは結構出てますけどね…

 

SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary(※MC-11使用)

 

TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD


2012年登場のKissX6iでも動きモノがしっかり撮れるあたりは○だと思います。
バッファが少ないので上位機種推奨という状態ですが、レンズとしては
動きモノにも耐えうるAFスピードは確保できると思います。

 

Canon Kiss X6iで撮影。ガチピンの打点は少なめ(やや甘め)
SNSにupする分には支障ないくらいではある


というわけで、今回はSIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary(EFマウント用)の紹介でした。Eマウントを使用している方であれば、TAMRONの18-300mmの使用をオススメします。

 

【関連記事】

カメラが増えた話 - 単焦時間のFocus on!! (hatenablog.com)

*1:普通はそれが当たり前である

*2:また高倍率ズームレンズかよ、ハンネはどうしたんだよハンネは

*3:公式にはSIGMAの一部のEFマウント用レンズにしか動作対応していません。ここがポイントで、Canon純正のEF-Sマウントレンズには出っ張りがあり装着できません。口径は同じなんですけどね

*4:一部動作制限あり。要確認

人はスマホで鉄道写真を撮れるか

単焦時間です。

2回に渡って一眼以外の機材で鉄道が撮れるか検証しましたが、今回が真打でおそらく最終回。スマホで鉄道写真を撮ります。

 

【過去記事】

人はコンデジで鉄道写真を撮れるか - 単焦時間のFocus on!! (hatenablog.com)

続・人はコンデジで鉄道写真を撮れるか - 単焦時間のFocus on!! (hatenablog.com)


今回撮影に使用したスマホは、Xperia1Ⅴ。85~125mm(35mm版換算)の望遠レンズを搭載したスマホです。ご覧の方には「なんだよiPhone15 Pro MAXじゃないのかよ」と言う方もいるかもしれません。現に、iPhome15 Pro MAXの望遠レンズも120mmのため、焦点距離としては大きく変わりません。しかし、Xperia1Ⅴならではの特徴が鉄道写真に向いているのです。

 

Xperia 1 V | Xperia(エクスペリア) | ソニー (sony.jp)

 

連写が出来るのは勿論のこと、

 

・タッチAF(AF追従)が出来る
・SS(シャッタースピード)を設定できる
・像面位相差AF搭載のためAF挙動がほぼ一眼と同様で爆速
・物理シャッターボタンがあり、モニターを見ながらの撮影が容易

 

と鉄道写真を撮れよと言わんばかりのスペックです。まぁ、センサーサイズが小さいのと、本体が20万円程度と高いのでおいそれと買えるシロモノではないですけど…

 

走行速度が低い路面電車はどう考えても余裕ですね。

 

快速エアポートを撮影。望遠端125mmのためトリミングしてますが、思ったよりマトモに撮れてますね。ちょっと画質が悪いように見えるので、これからに期待、でしょうか。3両くらいの列車でアウトカーブならもう少しきれいに撮れそうですね。

 

結論:人はスマホでも鉄道写真(走行写真)を撮ることが出来る

 

【関連記事】

【自腹】Xperia1Ⅴレビュー(カメラ編)【破産寸前】 - 単焦時間のFocus on!! (hatenablog.com)

【自腹】Xperia1Ⅴレビュー(カメラ編)【破産寸前】

スマホ買い替えで破産寸前、Xperiaのフラッグシップが高すぎます単焦時間です。

 

2023年夏発売のXperia1シリーズの新機種、Xperia1Ⅴを購入しました。お値段は恐らく現行最安なSIMフリーモデルでも194,700円(税込)。キャリア版は20万円突破するとか恐ろしすぎるだろ…

 

Xperia 1 V | Xperia(エクスペリア) | ソニー (sony.jp)

 

それでも購入した理由は富豪だからではありません。前モデルから刷新されたイメージセンサ、Exmor T for mobile(1/1.35型)を搭載(広角レンズ用のみ)し、暗所・夜景に強くなり、前モデルから引き続き、85~125mm(35mm換算)のペリスコープ式望遠レンズを採用。しかも超広角(16mm)、広角(24mm)、望遠(85~125mm)の全てで像面位相差AF(望遠は85~125mmの全ての焦点距離で使用可能)というAF周りと暗所耐性は間違いなく最強のカメラに仕上がりました。

 

手元にXperia5Ⅱがありますので、広角カメラ画質を比べて見ましょう

Xperia1Ⅴ(日中)

Xperia5Ⅱ(日中)

Xperia1Ⅴ(夜)

Xperia5Ⅱ(夜)

 

…Xperia1Ⅴと明らかに違うことが分かります。夜景はもう言うまでもありません。そもそもセンサーサイズが1/1.35型(1Ⅴ)と1/1.7型(5Ⅱ)違うのです。強いて難しい点があるとすれば、1/1.35型センサーでも寄って撮った際にはだいぶボケやすくなっているので、カメラに余り慣れていない方はちょっと苦戦するかもしれません。

 

続いて、望遠レンズですが、望遠×強力AFとなれば、動きモノ撮りたくなりますよね。85~125mmなので、鉄道写真にはちょっと望遠側が足りないうえ、1/3.5型センサーらしいので、画質にはそれほど期待できないかな…と撮ってみると

あれ、案外撮れますね。流石にミラーレス一眼や1型センサーを積んでいるRXシリーズに比べたらイマイチですが、1/2.3型センサー搭載のWX500と比べればそれほど変わらないように見えます。まぁ8年前のカメラだしなあ。

 

補足するとすれば、標準カメラアプリが搭載されていないため、Photography Proを使用するほかありません。シャッタースピードや連写設定が出来るのでミラーレス一眼に近い操作が出来ます。タッチAFももちろん可能です。慣れていない方はP(プログラムオート)かAuto(おまかせオート)のどちらかをオススメします。なお夜景モードは、Autoモードでしか選択できませんので悪しからず。

 

Xperia1Ⅴの個性は、望遠×強力AFのため、どちらかが要らない場合は(少なくとも、広角・超広角が同スペックとなるXperia5Vの方が安い。望遠レンズはオミット)、Xperia5ⅤやiPhone、Galaxy、Pixel、AQUOS R8シリーズの方がコスト面や性能面で勝る点もあるので、要検討とすべきではないか、と思います。というわけで、以下の方にオススメします。

 

・きれいな写真を撮りたい(特に夜景)(※価格は気にしないこととする)
・望遠レンズで動きモノを撮りたい(※価格は気にしないこととする)

 

私ですか?まぁ、使い倒したいくらいには合っている性能ですね。
清水の舞台から飛び降りるで金を投入、ご理解いただきたい。

 

では

【今更すぎ】35mm版換算600mmのド迫力!爆速AFのRX10M4をレビュー!

正直一番レビューしたかったカメラです。単焦時間です。

2023年1月、職場に出てくるたびに残業残業残業残業寝不足寝不足寝不足寝不足でカメラを欲していたわけですが、出た時から気になっていたカメラについに手を出してしまいました。そう、RX10M4です。当時、21万円くらいと1型センサー搭載カメラでは頭一つ抜けてAPS-C一眼ならレンズキットを買ってお釣りがくるくらいの値段でした。なお、現在はこれよりも3割増しの27万円程度となっています。2017年に出たカメラだぞ。

 

RX10IV(DSC-RX10M4) | デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー (sony.jp)

 

特徴としては、1型センサーで35mm版換算24-600mmと25倍ズームを確保しながら、像面位相差AFを採用し、爆速AFを楽しめる唯一無二の機種です。しかも電子24コマ/秒、メカ10コマ/秒と動きモノを撮るにはアドしかない性能の持ち主。望遠端300mm超えで像面位相差AFを使用できるのは多分コイツだけだと思います。重さは1095gと、一見重く感じるかもしれませんが、レンズ一体型なので数字ほど重くありません。α6700とSEL70350Gで1118gなので、どっこいどっこいやな、どっこいどっこい。

 

そんなわけで、1kgちょいでありながらズームが効くので、かなりお散歩向けです。でも暗いところは勘弁な。開放絞りはF2.4-4.0なのでズームの割にはだいぶ明るい方です。

 

大分離れたところから撮りました。これで換算600mmです。これを大きいと見るか小さいと見るかは人に寄りますが、ここから先は超超望遠の領域です。

 

 

高感度耐性です。ISO6400で撮りました。駄目です。1型センサーということもあり、高感度はお察しです。常用はISO1600くらいで止めておいた方が良いと思います。

 

 

ボケはレモン型。高倍率ということもあり、綺麗ではないです。しょうがないね。

 

 

旅人あるあるカットですが、白飛びしています。1型センサーなのでダイナミックレンジは狭めですね…

 


春の中山峠から。フレアはそこそこ出ますが、思っていたよりは酷くありませんでした。少なくとも煩わしい出方ではないです。

 

 

さて、ここからが本領発揮。トラッキングAFはありませんが、フレキシブルスポットを使用すればいい塩梅に撮れます。また、ワイドAFもありません。先行発売した最速の終売王ことα6300には付いていたのに。

 

 

ちょっと陽炎が酷いですが、航空機も余裕です。…ですが、メカシャッターでSS1/2000とする場合、F8以上に制限されます。絞りすぎても位相差AFが効かないため、要注意です。確か、F9以上はアウトだったかと…

 

 

しかし、流石動きモノ番長と言ったところ。スズメがこの距離感で取れるのはヤバいの一言。動きモノを撮り、旅行に持っていきたいなら、間違いなくこの1台です。大きさを考えるとコンパクトなRX100シリーズと悩みどころですが、RX100シリーズは最大でも望遠端200mmなことと、寄れないというところがネックなので、お好きな方を選ぶと幸せになれるかと思います。

RX10M4

RX100M6(RX100M7も同程度)


RX10M4もRX100M6も広角端が一番寄れますが、RX10M4の広角端の場合ガッツリくっつくので、少し離れて望遠で撮りました。RX10M4の最短撮影距離は3cm(35mm版換算24mm)、RX100M6/M7の最短撮影距離は8cm(35mm版換算24mm)と数字で書くとよくわかりませんが、写真を見ればかなり違うことが言えます。ちなみに、同じ焦点距離の場合、体感RX100M6の方が綺麗に映ります。200mmより望遠側を使わないならRX100M6/M7で良いと思います。

 

中古の出回りもそう多くないカメラですが、これ一台とスマホで何でもできるので便利なカメラだと思います。新品を27万は性能の割に割高に感じますが、中古狙いであれば十二分に魅力的です。是非、極度ご検討を。

 

ではでは。

【2023年版】単焦時間が選ぶオススメカメラ8選!(APS-C編)

α6700が発表と聞きました。単焦時間です。

 

α6700、イメージセンサーの刷新(裏面照射化)やAFの高性能化、SDカードスロットUHS-Ⅱ化、USB-C端子搭載と、α6600と比べて大きく進化したワケですが、フルサイズのα7Ⅲと併用している現状は見送りです(α6600でバッファ切れ後書き込み終わるまでシャッターほぼ切れなくなる問題がありますが、α6700でも書き込みが早いだけという可能性は否定できないのもあります)。あとは高いし。*1

 

さて、そんな魅力的なカメラが各社揃いつつありますので、気になるカメラを紹介していきたいと思います。購入したことのないカメラだらけなのと、今回はセンサーサイズがAPS-Cのミラーレス一眼(NikonCanonSONYFUJIFILM)に限定させていただきます。すまんな。

 

Nikon Z fc

Z fc - 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング (nikon-image.com)

Nikon Zfを想起させるクラシカルデザインのかわいいカメラがこちら。

後述のZ 50と違い内臓フラッシュは無いですが、デザイン性が抜群なので、お好みで選べば幸せになります。そういうわけで、見た目の割に最高秒間11コマ連写などポテンシャルは高いです。

Nikon Z 50

Z 50 - 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング (nikon-image.com)

映えではZ fcですが、(自分が望遠をよく使うせいか)実用面はZ 50の方があると思います。

シャッター周りの作りは、APS-Cセンサーの中では多分一番です。後述のR7、α6700などと比べても全然違います。家電量販店に向かい、一度その音を聞いてみていただけるとわかります。触ると値段以上の価値がわかるカメラ、それがZ 50です。Zマウントは、D500とかD7500の後継となるような、もうワンランク上のボディに期待です。

Canon R7

キヤノン:EOS R7 | 概要 (canon.jp)

ついに出たRFマウントのフラッグシップ。電子先幕&メカ秒間15枚連写、デュアルスロット(SDカードはUHS-Ⅱ対応)と文句なし。シャッターも高品質という非の打ち所がないカメラ。値段以外。RFマウントはレンズの値段も高いので、欠点は値段です。ただ、望遠を振り回す人には絶対おすすめです。SONY使って無ければ買ってました。私が知る限りでは多分APS-C機ではこれが最強だと思います。7DM2からの乗り換えもアリだと思いますよ。

 

Canon R50

キヤノン:EOS R50 | 概要 (canon.jp)

R7の廉価版のR10のさらに廉価版がR50です。立ち位置的には、i無しの無印kissって感じですが、必要スペックは確保されており、10万程度で買えるコスパ最強機です。これで秒間12コマ連写はズルでしょ…

 

SONY α6700

α6700 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー (sony.jp)

EマウントのAPS-Cフラッグシップの後継機。小さなボディはそのままに、最速の終売王α6300以来の更新となる、新センサーや、α7RⅤ譲りのAF性能、USB-C端子などのインターフェイスも強化されたα6600の順当進化となっています…そのため、お値段も20万円台の大台を突破しました…(見た目の)コンパクトさは競合のR7やX-S20以上のものはあると思います。動画面は驚異の4K120Pまで対応しており、頭一つ出ております。ZV-E10が泣いているぞ。Eマウントは特にAFが速く感じるので、望遠レンズ振り回すと多分幸せになります。オススメレンズはSEL70350G。こちらは値段の割に写りが良いです。

【α6600・SEL70350Gレビュー】SONYのミラーレス(APS-C)の望遠ズーム問題が解決した話 - 単焦時間のFocus on!! (hatenablog.com)

 

SONY α6400

α6400 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー (sony.jp)

現在のEマウント主力機の一つです。AF性能はα6700には負けますが、α6600には負けず劣らず。半導体不足で値段は上がりましたが、値段の割に高速AF・高速連写が楽しめます。SEL70350G付けるなら、値段が許せばα6700の方が良いと思います。

 

SONY VLOGCAM ZV-E10

VLOGCAM ZV-E10 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー (sony.jp)

動画機の皮を被ったミラーレス一眼。4K60Pは無理(4K30PまたはFHD60PはOK)なものの、10万程度のVLOG機として動画性能は及第点でしょう(手振れ補正が若干難ありなので、屋内向け機材ではあるのですが)。しかし、自分はこのカメラの真価は静止画にあると思っています。動画機なので、ファインダーは無いですが、静止画周りの性能はほぼα6400と同じです。ファインダーが無いことが問題なければ、最強のコスパ機となること請け合いです。

 

FUJIFILM X-S20

FUJIFILM X-S20 | Cameras | 富士フイルム Xシリーズ & GFX (fujifilm-x.com)

FUJIFILMが満を持して投入する、約2600万画素相当のXマウントのAPS-Cカメラです。

正直Xマウントには疎いのですが、シャッタースピードやメカシャッターは並ですが、ボディ内手振れ補正7段という頭おかしい数値や、4K60P動画撮影は魅力ですね。

 

まあ、一番はしっくりきたカメラを買うことですけどね。では、良いカメラライフを。

*1:これが一番ある

続・人はコンデジで鉄道写真を撮れるか

以前、コンデジで鉄道写真を撮ったという記事を出しました。

人はコンデジで鉄道写真を撮れるか - 単焦時間のFocus on!! (hatenablog.com)

本来は、別のカメラ(コンデジとは言ってない)を入手してからこの記事を書きたかったところですが、「12万(当時)もするコンデジなら撮れて当たり前だろ!いい加減にしろ!」という学説もあるので補足させていただきたい。

 

今回紹介するコンデジは「WX500」。実勢価格4万円程度ですが、私はアウトレットで2万8000円程度で購入しました。やすい(認識バグ)。

こちらも以前、本ブログにて紹介したコンデジです。

【SONY Cyber-shot WX500レビュー】30k弱でコンデジを入手した話 - 単焦時間のFocus on!! (hatenablog.com)

これで鉄道写真が撮れれば、コンデジで鉄道写真を撮れると言ってもいいでしょう。しかし、このカメラにはいくつか制約があり、

 

・AF-CはM(マニュアル)モードでは使えません

・MF出来ません

・連写は1回10枚までしか使えません(通称:1秒バッファ)

・RAW撮影出来ません

 

前回紹介したRX100M6との違いの詳細は過去記事に譲るとして、「AF-CもMFも使えないのにどうやって鉄道写真を撮れと言うんだ!」と別のお叱りを戴きそうなので、こういうときに私の使うテクを紹介します。

 

フレキシブルスポット(私の場合はL)を使い、構図を取った際に先頭部分を収めたい位置の「線路」に合わせます。あとは列車が来る前にシャッターを半押しにしておいて、切位置付近で連写するだけです。簡単でしょ?

イメージ

ピント微妙にズレないか、という指摘があるかもしれませんが1/2.3型センサーでボケにくいため、そもそもピントがシビアになりません。無問題です。

 

また、WX500レビュー時の記事に、アウトレットで2万円を切っており、1万円程度安かったWX350にしなかった理由が出てきます。望遠端の焦点距離の違い(WX500:720mm・WX350:480mm)も去ることながら、WX350はフレキシブルスポットを使用できません。すなわち、WX350だとそもそもピントが合わない可能性が出てきてしまうわけです。また、M(マニュアル)モードが無いため、シャッタースピードを調整できないというのもWX500にした理由でもあります。

 

…で、他に撮った写真がこれ。

 

結論:人はコンデジで鉄道写真を撮ることが出来る